雀宮神社

令和6年1月31日参拝

僕はこの神社の近くで育った。

小学校、中学校、高校へと通った。

住んでいたこのあたりは、朱雀町と呼ばれる地域だ。

どうして朱雀町なのか、小学生の頃から疑問だった。

東西南北を守る四神に、東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武があることを、中学生のときに知った。

だから漠然と、南を守る朱雀が祀られているのだろうと思っていた。

それから何十年も経って、このブログ記事を書くとき、雀宮神社の縁起を調べてみようと思った。

ネットで検索すると、神社巡りを趣味としている人が、この何の面白みもない神社にまで足を運び、写真を撮って、記事を書いている。

神社巡りの人たちは、きっと信心深くて、日本の歴史にも関心を持っているだろうことは、記事から感じられたが、この田舎の小さな神社にまで来る熱意には驚いた。

案の定というべきか、記事からは来てがっかりした印象が感じられる。

ここを参拝した人の記事から、藤原秀郷が朱雀天皇を崇拝して建てたということが分かった。

随分と由緒ある神社なので、少しびっくりした。