例幣使街道十六宿場


※上2枚は「朝日森天満宮~日光例幣参拝の神社~」(佐野市郷土博物館)より
例幣使街道
中山道倉賀野宿(いまの群馬県高崎市)近くの追分から北東方面へ伸びて、日光まで至る。
栃木県鹿沼市の楡木(にれぎ)宿からは、壬生通りと重なる。
倉賀野から楡木までが例幣使街道だが、楡木から先も例幣使街道と呼ぶことが多かったようだ。
京都を発った例幣使一行は、中山道をとおり、倉賀野宿からいまの高崎市、伊勢崎市、太田市、足利市、佐野市、栃木市、鹿沼市をとおり、日光へ向かった。
帰りは、楡木までは往路と同じ道を戻り、楡木から壬生通りに入り、小山を経て、日光街道を南下して江戸城へ向かった。
その後、東海道をのぼり、京都へ戻った。
例幣使街道の倉賀野宿から楡木宿まで、16の宿場がある。
倉賀野宿(群馬県高崎市)
玉村宿(群馬県佐波郡玉村町)
五料(ごりょう)宿(群馬県佐波郡玉村町) ※例幣使街道唯一の関所、五料関所がある
柴宿(群馬県伊勢崎市)
境宿(群馬県伊勢崎市)
木崎宿(群馬県太田市)
太田宿(群馬県太田市)
八木宿(栃木県足利市)
梁田宿(栃木県足利市)
天明宿(栃木県佐野市)
犬伏宿(栃木県佐野市)
富田宿(栃木県栃木市)
栃木宿(栃木県栃木市)
合戦場(かっせんば)宿(栃木県栃木市)
金崎宿(栃木県栃木市)
楡木(にれぎ)宿(栃木県鹿沼市)
佐野の天明宿は、例幣使街道最大の宿場町であった。